インドネシア・スマトラ島のカワウソレスキュー活動支援開始!

建設が進められているカワウソ飼育舎

11月にインドネシア北スマトラ州メダンでユーラシアカワウソ(またはその雑種)の幼獣がペットとして飼育されているのが見つかりました。 スマトラ島には、スマトラカワウソ、コツメカワウソ、ビロードカワウソの3種が生息していますが、ユーラシアカワウソは1938年に採集された大英自然史博物館所蔵標本が実物として最後のものです。

このカワウソを確認したレザさん(カワウソ専門家グループメンバー)から次のような提案を受け、本協会として支援することに決定いたしました。

活動提案

  1. 近隣のグヌンレウセル国立公園内に飼育舎を作り移動させ、健康管理を行い、野生復帰できるようにリハビリテーションを行う。
  2. 野生復帰ができる生息環境を調査する。

支援予定額

支援する予定額は総額30万円です。

内訳費用
飼育舎建設62千円
飼育員雇用 (2名3ヶ月)94千円
餌 (3ヶ月)24千円
水道・電気 (3ヶ月)12千円
獣医師診療他48千円
カワウソ移送4千円
カワウソ生息地調査48千円
DNAサンプル採集8千円 (DNA分析表含まず)

現在、私たちの支援金で飼育舎建設が進められています。 来年には、現地を訪問して活動の確認も行う予定です。 是非、ご協力をよろしくお願いします。

スマトラ島で発見されたユーラシアカワウソと考えられる幼獣
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この記事を書いた人

カワウソ研究の専門家を中心とした保全団体です。
アジアに生息するカワウソの保全活動を行っています。

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