カワウソの専門家を中心とした非営利組織です。
アジアに生息するカワウソの保全活動を行っています。
概要
| 団体名称 | 日本アジアカワウソ保全協会 |
| 英名 | Asian Otter Conservation society of Japan |
| 設立日 | 2019 年 10 月 1 日 |
| 代表者 | 理事長 佐々木 浩 |
| 所在地 | 〒156-8502 東京都世田谷区桜丘 1-1-1 東京農業大学 サイエンスポート S522 東京農業大学 国際食料情報学部 国際農業開発学科 和久研究室 TEL:03-5477-2393 |
| ホームページ | https://ocsj.asia/ |
協会の成り立ち
日本ではかつて日本固有のカワウソが北海道から本州にかけ広く生息していましたが、毛皮目的の乱獲や環境破壊、汚染等により個体数が大きく減少、1979 年高知県における目撃を最後に姿を消し、2012 年には環境省より正式に絶滅が宣言されました。
その後、カワウソに関して大きな動きはみられませんでしたが、2017 年に長崎県対馬にてカワウソが発見され、ほぼ同時期から東南アジア原産のコツメカワウソ等をペットとして個人飼育を行うことが流行、それに伴い密輸事件の摘発も増加しました。
これら近年のカワウソに関する出来事を通し、過去固有のカワウソを絶滅させてしまった事を教訓に、アジアを中心とする国内外のカワウソの保全、教育普及、学術交流をより積極的に推進するためには核となる団体が必要と考え、日本のカワウソ研究者を中心として組織設立に至りました。
