2019年度環境省対馬のカワウソ生息状況調査開始

糞のサンプル

環境省は、対馬のカワウソ生息状況調査を、10月13日から19日まで一週間実施します。日本アジアカワウソ保全協会のメンバー4人もこの調査に参加します。

昨年度までの調査で、のべでオス2頭以上、メス2頭が確認されています。メスが2頭いるということは繁殖の可能性があります。 カワウソは、上島と下島の海岸線や河川を動き回っており、数も少ないので調査は大変です。 昨年度の調査では、毎日10人以上の調査員が1週間探して、見つかったカワウソの糞は1個でした。写真は、その糞と糞があった海岸です。この写真は公開されてます。

糞を発見した海岸

対馬ではシカによる食害で森が荒れ、海では磯焼けが広がっています。カワウソやその生息環境だけでなく、対馬の生態系全体をどう保全していくかが大きな課題です。

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この記事を書いた人

カワウソ研究の専門家を中心とした保全団体です。
アジアに生息するカワウソの保全活動を行っています。

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